Reconsider 実力 vs TOEIC? Maybe not

前のページで社内での実力vsTOEICのお話をしました。それからしばらくして私はあるnon-Japaneseのapplicantをインタビューする機会を得ました。履歴書によれば英語力の欄にTOEIC700点とありました。

  • 先日の議論の末、ティームはさらなる議論を重ねたようです。けっきょく、あくまでもガイドラインなんだからとかなんとかで私から見ればえらい低いスコアが各グレード毎に書いてあります。中クラスのアナリストで700点以上。う〜ん、低いでしょとは思いましたが時間を使って議論するvalueが何故か感じられなかった私はそのことについては何も言いませんでした。
  • そうした折に、応募してきたこのTOEIC700点のnon-Japaneseの方、そんな意味で興味を引きました。最初は日本語でお話をしていたのですが、ふと、「そうだ、英語も」と思い「英語に切り替えてよろしいですか?」と事前の許可を取っておいて切り替えました。
  • やはり予想通りでした。現在他の日本の会社で働いている方なのでcareerに対する考え方、何故当社なのか、仮に当社に入社したとして5年後にどうなっている自分をイメージできるかなど、10足らずの質問をぶつけてみました。
  • 残念なことにその質問のうち、彼が意味をとれたのがわずか二つ。残りの質問はかなり平易な言い方に言い換えてあげないと意味がとれない、という状況でした。
  • そんなものなんですね。自分の実力vsTOEICの相関とは、ずれていません。やはりそうか、という思いとともに日本におけるTOEICのoverestimateがますます実感として分かった一例でした。」